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不倫カップルはコロナにも負けない!?

2020年3月。

コロナウイルスの世界的な蔓延が続いていて、イベントやテーマパークの自粛が続いている。
そんな先の見えないニュースの毎日で、日本経済が縮小し、社会が暗いムードの中、異彩を放つ二人がいる。

そう、浮気調査(不倫調査)の第一対象者と第二対象者、不倫カップルである。

コロナなんて、なんのその!
終始笑顔でラブラブムードと熱いキス。
超濃厚接触者となってますからー!(×_×)

あー、アツい、アツい。
う~ん、コロナは熱にも強いはずじゃなかったのか!?
愛はコロナより強しか!?

いや、しかし、これは純愛ではない、不倫だ!(汗)

張り込みを続けること、約2時間30分、不倫カップルの二人がラブホテルから現れた!
キョロキョロと、周辺を気にしていて、警戒心が窺える。
うちの張り込み術と撮影力なら、このくらいの警戒心は楽勝だ。

その割には、車に乗ったら、またキスか!?

パシャ、パシャ、パシャッ!!!

よし!しっかりと浮気の証拠を押さえたぞ!

しかし、今は世間は自粛、自粛なのに、よく笑顔で会っていられるもんだな…。
密閉、密集、密着の三密に加えて、「密会」を入れた「四密」を禁止しなきゃいけないな!

今日も証拠をバッチリ押さえ、コロナに負けず、探偵道を歩き行く。

夫の浮気調査(大阪での依頼事例01-1)

アーチネクスト総合探偵事務所では、浮気調査は依頼全体の7~8割を占める。
盗聴発見や信用調査など、一部の調査に特化した探偵社を除いて、探偵業界全体においても同様のようだ。
浮気、不倫の男女トラブルは、警察は関与しないため、最後の砦は探偵となるのだ。

大阪府大阪市内での、とある40代の夫の浮気調査の依頼事例。

夫が風呂に入っている間、依頼者様である妻は、いつものように夫のスーツやシャツなどを整理していた。
夫のビジネスバッグにタオルが入っていたので、洗濯のために取り出したところ、1枚のレシートがヒラヒラと床に舞い落ちた。

「何だろう?」

何気なく見たそのレシートには、行ったことのない大阪駅近くのイタリア料理店の明細が…。

「えっ…!?」

料理とドリンクの内訳はどう見ても、2人分だ。

「今日は残業って言っていたのに!?」

金額はそこそこ高い。

(家族での外食は、いつも回転ずしやファミリーレストランなのに…!?)

思い返せば、ここ最近、家の中でもスマホを肌身離さない夫の姿をよく目にしていた。

動揺を抑え切れない依頼者様は、突然立ち上がる。
しかし、次の瞬間、「ハッ!?」と我に返った。

「浮気は証拠が全てなのよ!」

以前、探偵社に浮気調査の依頼をしたことのある友人の言葉が頭をよぎる。

(落ち着け、落ち着け!冷静にならなきゃ!)

高鳴る鼓動を押さえて、自分自身に言い聞かせる。

(とりあえず、カバンの中に戻しておこう)

「あ~、いい湯だったわぁ!」

風呂から上がった夫が、髪をバスタオルで乾かしながら、リビングへとやってきた。

「よかったわね。ビール飲む?」

極力いつも通りに装いながら、夫と接する依頼者様。
ビールを飲みながら、テレビを見る夫。
今日はいつになく、ご機嫌だ。

(そりゃ、そうよね…!)

心の中では、複雑な想いが駆け巡る。

こうして、大阪市内のごく普通の家庭で、ごく普通の生活をしていた依頼者様は、浮気調査を依頼し、浮気の証拠を手にすべく、夫との戦いの火蓋は切って落とされた。

「令和」は探偵にとってどんな時代に?

先日、新元号の発表があり、「令和」に決定した。

 

はじめは、しっくり来なかったが、次第に聞き慣れてきて、なかなかいい響きだと感じ始めている自分がいる。

 

あと1ヵ月弱で「令和」元年がスタートするが、探偵業界に取ってはどんな年になるのか、推測してみた。

 

 

1.資格制が導入される

 

平成19年(2007年)6月に探偵業法が施行され、公安委員会への届出が義務化されたが、これは資格ではない。

現状、一部の条件に抵触する者を除いて、誰でも探偵業を経営する事ができるのだ。

これは、素人探偵が乱立することを意味する。

この状況は、探偵業界に取っても、依頼者に取ってもデメリットでしかない。

資格制になることで、一定レベル以上のスキル保有者しか、探偵業に従事できなくなる。

また、捜査令状のようなものが発行され、探偵にも特別な権限が与えられる。

 

 

2.調査機材がさらに性能アップ

 

十数年前と比べると、調査機材は格段に性能がアップした。

 

まだ、ブラウン管テレビが主流だった時代、カメラの性能もたかが知れていたものだ。

今になって思い起こすと、よくこんな機材で証拠を取ってきたものだと、あの時の自分を褒めてあげたくもなる。

 

今後はさらに小型化されたカメラにズーム機能搭載され、暗所撮影も容易になってくるだろう。

バッテリーも小型化され、10日間持続するものが一般的になる。

GPSも映画のように、小指の爪より小さいものが登場するであろう。

 

 

3.探偵のグレーなイメージが払拭される

 

今だ、探偵業界にはグレーなイメージがついて回り、依頼者は不安の中、依頼することも多い状況である。

これは探偵業に対する法整備が不十分だからである。

今後、法整備もさらに進み、テレビCMや電車広告で、「探偵」という文字が目に飛び込んでくるだろう。

 

パチンコ店は一昔前までは、胡散臭いイメージだった。

それが、今はどうだろう?

きれいな店舗と丁寧な接客応対のスタッフ、そしてテレビCMもよく目にする。

 

消費者金融もしかり。

子犬や芸能人を使用したCMが日々流れ、都市銀行の傘下となり、昔のような胡散臭さは今はない。

 

 

探偵業界にも、そんな時代が到来するであろう。